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日本ユニシス、首都直下型地震想定した復旧訓練を実施

2010年9月2日 (木)

話題日本ユニシスは2日、首都直下型地震(M7.3、最大震度6強)の発生で同社が提供するクラウドサービス拠点内で、サーバーの被災を想定したディザスタリカバリー訓練を実施したと発表した。訓練は1日に実施した。

 

同社グループのBCP(事業継続計画)の一環で、クラウドサービス拠点・施設での被災を想定し、サーバーを遠隔地のクラウドサービス拠点に切り替えて復旧させるもの。

 

訓練では、要員の安否確認・確保、通信環境の復旧確認後に実施する復旧操作に限定し、首都圏のクラウドサービス拠点で、顧客がICTホスティングサービス(IaaSサービス)で利用中のサーバー被災を想定。遠隔地のクラウドサービス拠点で、被災したサーバーを代替する準備と、代替運用オペレーションを実施した。また、システムイメージなどのサーバー環境保全にはストレージクラウドサービス(iDC間リモートデータストアサービス)を利用。復旧操作は、被災を免れた地点からの遠隔操作で実施した。

 

同社グループでは年間4回、休日・夜間の大規模地震発生を想定した安否確認訓練、平日勤務時間中の被災を想定した徒歩帰宅訓練、eラーニングによる全従業員への啓発を行っており、今回の訓練に先立ち、首都直下型地震を想定した日本ユニシスグループの本社災害対策本部机上訓練を7月1日に実施した。