ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SGHグローバルJ、首都直下型地震想定しBCP訓練

2017年9月29日 (金)

環境・CSRSGホールディングス傘下で国際貨物事業、物流倉庫事業を担うSGHグローバル・ジャパンは、首都直下型地震を想定したBCP訓練を9月4日に本社で実施した、と発表した。

8月30日から9月5日までの防災週間に合わせて行った訓練では、拠点責任者ら20人が参加し、関東を中心に震度6強・マグニチュード7.1の地震が発生した想定で、初動対応から事業継続の可否判断に至るまでに必要な情報収集と課題解決について「発生からほぼ24時間以内にどこまで実行できるか」を検証する実践的なシミュレーションとなった。

訓練の舞台は、国際物流事業を担うSGHグローバル・ジャパンの事業をリアルに再現し、保税倉庫でもある羽田エクスプレスセンター(東京都大田区)を中心に展開。

従業員の安否確認から顧客への現状報告などの初期対応、海外からの緊急物資に対する通関依頼への対応可否判断などを課題とし、参加者は与えられた情報をもとに、その時々の状況を的確に把握、判断する訓練を行った。

終了時には「従業員とその家族の安全が最優先」という意識を持ちながら、「事業継続のために時々刻々と変化する環境に合わせた最適な対応を常に検証していく重要性を改めて共有することがきた」としている。