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厚労省が動画公開、ドライバーの働き方改革に協力を

2020年3月26日 (木)

行政・団体厚生労働省は25日、トラックドライバーの働き方改革に向けて、その仕事内容を紹介し改善に協力を求める動画を公開した。

▲横山物産の横山秀明社長

撮影に協力したのは、福島県浪江町の横山物産。動画では、同社ドライバーが行う積込み・検品・仕分けなどの作業風景を紹介し、仕事内容が単に「運ぶ」だけにとどまらないことを紹介する。

その上で、同社の横山秀明社長が長時間労働の現状について説明し、人手不足の原因の1つになっていることを解説している。

厚生労働省は動画の結びで、国民にできること、荷主にできることとして(1)宅配便を1回で受け取る(2)サービスエリアなどの大型車スペースに一般車を駐車したいようにする(3)物流事業者と連携して貨物の運び方を見直す――ことを紹介。その他の具体的な対策については、厚労省の「トラック運転者の労働時間削減に向けた改善ハンドブック」と国交省の「取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」を活用することを推奨している。