サービス・商品ヤマトホールディングスは26日、傘下のヤマト・スタッフ・サプライが「運転適性診断システム」を刷新し、4月から運用を開始する、と発表した。
これまでは筆記テストや機械テストなどを別々に受診する必要があったが、新システムではタッチパネルを採用したパソコンですべての診断を完了できる仕様とし、受診時間を従来の約150分から50分前後に短縮した。
また、「性格テスト」「安全運転態度テスト」では、テスト慣れを防ぐために新たに項目反応理論を採用。毎回出題される項目を変えながら、正確かつ比較可能な診断を可能とした。
同社は10月をメドに、同システムをグループ外の事業者にも販売する計画で、今後は安全コンサルティング事業や高齢運転者向け安全講習の商品化などを展開していくという。