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ジャパントラックショーの開催断念、感染拡大で

2020年4月2日 (木)

イベントジャパントラックショー事務局は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パシフィコ横浜で5月28日から開催する予定だったトラック・輸送業界中心の展示会イベント「ジャパントラックショー2020」の開催を断念すると発表した。

▲過去開催の様子

3回目となるはずだった同展示会は、ダイワ運輸、福岡運輸、富士運輸、南日本運輸倉庫、ハマキョウレックス、SBSホールディングスなど251社の物流企業による「サポーターズ」を組織して開催を準備。

2月21日の段階では「国内でも感染者が報告されているが、予定どおり開催する」との方針を示し、3月9日に発した国際物流総合研究所(主催団体)の南元一会長名によるアナウンス資料でも「予定通り展示会を開催」することを明示していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「5月末までに収束する見通しが立たない」と判断を転換。

5月28日から30日までの日程で開催することを断念し、4月末をメドに「関係各所と調整を進め、延期開催か中止か」を決めることにした。

これまでは「国内外の状況を積極的に情報収集し、ほかの催事や展示会場との連携を密に行い、状況に応じて判断を行うとともに状況に見合った対策を講じるよう検討」しながらも開催する姿勢を維持していた。しかし、政府や自治体による外出自粛要請が相次ぐ中、感染拡大の収束が見通せない状況から当初のスケジュール通りに開催することを断念した。