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MOL池田社長「安全文化の醸成へ尽力を」

2020年4月3日 (金)

ロジスティクス商船三井の池田潤一郎社長は、1日に行われた入社式で、49人の新入社員に向けあいさつを行った。

同社のことしの入社式は、新型コロナウイルス感染防止のため、出席者を複数の会議室に分け、モニターで映像と音声をつなぐ形で実施された。池田社長は冒頭で「大変異例な形の入社式となったが、世界を相手に事業展開する商船三井に、みずから決意を持って入社する皆さんを心より歓迎する」と述べ、次のようにあいさつを行った。

■商船三井池田社長あいさつ(要旨)

▲(上)新入社員とモニター越しにハイタッチする池田潤一郎社長

商船三井は、安全運航を社会的使命かつ最重要課題とし「世界最高水準の安全運航」を目指している。船上での安全、ということだけではなく、自分や周囲の人たちの安全を守りながら、海上・陸上一体となった安全文化の醸成に尽力してほしい。

当社グループ社員が永続的に継承していく価値観として「MOLチャート」を制定した。当社の未来を担う人材像はこの「MOLチャート」に凝縮されている。皆さんには、今後の会社生活でチャートの意味をしっかりと味わい、自分にとっての意味も見つけていってほしい。

最後に、コロナウイルスの拡大によって、行動がままならない状況が世界中で続いているが、人々の営みが続く限りエネルギーや生活用品は必要不可欠である。そしてその安定供給を担うのが海運であり、商船三井は世界の幸福、つまり、世界の人々がしっかりと生きるということに対し、今も海上で業務を行っている社員をはじめ、全員が重要な役割を担っていることを忘れてはならない。そのことを改めて認識し、一緒に頑張っていこう。