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商船三井、10月入社式で「世界最高の安全目指す」

2020年10月7日 (水)

国内商船三井は7日、10月入社の新入社員17人が複数の会議室に分かれてモニターで映像と音声をつなぐスタイルの入社式を7日に開催した、と発表した。10月1日付で海上新卒採用10人、陸上キャリア採用3人、限定CD級4人が入社した。

池田潤一郎社長はあいさつの中で、「コロナウイルスの環境下のなか残念ながら入社式を対面で行えないところに環境の変化を感じる」とした上で、安全意識の醸成と、同社グループ社員が「永続的に継承していく価値観」として「MOLチャート」を制定したことを説明した。

安全意識の情勢では、モーリシャス島沖で座礁した同社運航の貨物船「わかしお」(WAKASHIO)の事故に触れ、「商船三井は用船者として真摯に向き合い、モーリシャスに対する社会貢献・環境保全の面からさまざまな取り組みを発表した。(中略)この件をトリガーとしてさらなる安全文化の推進を図り、安全運航を社会的使命かつ最重要課題とし、世界最高水準の安全運航を目指していく」との考えを表明した。

▲入社式の様子(出所:商船三井)