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開催方針打ち出すも同日中に撤回、「健康と安全第一に考慮」

東京ト協、新型コロナ拡大受けドラコン中止を表明

2020年4月6日 (月)

国内東京都トラック協会は6日、2020年度の協会主催ドライバーコンテストを中止すると発表した。同日から参加受付を開始し、6月6日に学科、同月28日に実技それぞれの競技を開催する予定だったが、「新型コロナウイルス感染症が拡大する状況を鑑み、出場選手、関係者の健康と安全面を第一に考慮」した結果、開催中止を決めた。

同協会は6日からの受付開始に向け、いったんはスケジュール通りに開催する方針を打ち出し、協会ウェブサイトにも開催の概要を掲載していたが、安倍晋三首相が同日夕刻に緊急事態宣言発令の意向を表明し、小池百合子都知事が21時半からの会見で政府の緊急事態宣言発令を受けて講じる緊急事態措置の内容を公表。

東ト協も一時は参加受付を開始してみたものの、イベントの開催環境が急激に変化したことを受け、予定通りの開催を断念したものとみられる。6日時点で、全日本トラック協会は全国ドラコン大会の開催可否について言及していない。