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三菱ふそう、キューバ国営企業から96台大口受注

2020年4月17日 (金)

国際三菱ふそうトラック・バスは17日、キューバ石油公社から小型トラック「キャンター」など、96台の注文を受けたことを発表した。

▲納入した小型トラック「キャンター」

96台の受注は、キューバ市場で受注した台数としては同社過去最大。内訳は、小型トラック「キャンター」(GVW5.7トン)77台、ダブルキャブタイプの小型トラック「キャンター」(GVW6トン)13台、中型トラック「ファイター」(GVW15.1トン)6台――合計96台で、ふそうブランドの現地総代理店であるMCV社を通じて販売が成立した。

キューバ石油公社は、燃料、潤滑油、液化石油ガス(LPガス)の供給を手掛ける国営組織で、同社は今回購入した車両をLPガスの供給サービスや技術サポートに利用する予定。

同国最大の商用車販売網を持つMCV社は、1995年にふそうブランド車両の販売を開始。最近でも販売台数を伸ばしていることから、三菱ふそうトラック・バスは「キューバでふそうブランドの存在感はここ数年着実に高まっている」と認識しており、ドミニカやコスタリカを含む中米カリブ地域でも、大きく販売台数を伸ばしているという。