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アサガミ、前期増益も今期は営業益96%減の見込み

2020年5月15日 (金)

財務・人事アサガミが15日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高448億9400万円(前期比2.1%減)、営業利益17億3000万円(5.1%増)と、減収・増益で着地した。

倉庫部門は新規荷主の獲得で売上を伸ばしたが、港湾フォワーディングと運輸部門は航空貨物の減少と鋼材需要の減少で低調に推移。物流事業全体ではわずかに減収となった。一方で、全体の営業利益は減価償却費の減少と自社保有車両の有効活用による外注費の削減などで20.4%の増益を確保した。

今期の業績予想は、売上高416億1500万円(7.3%減)、営業利益5800万円(96.6%減)と、厳しい見通し。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高44,894 [-2.1%]36,212 [-1.1%]18,727 [0.5%]9,378 [-0.1%]
営業利益1,730 [5.1%]2,001 [10%]86 [ - ]120 [81.8%]
最終利益622 [-33.8%]1,184 [34.4%]-1 [ - ]37 [ - ]
売上高営業利益率3.9%5.5%0.5%1.3%