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川崎近海汽船、近海部門市況改善し黒字化

2019年4月26日 (金)

ロジスティクス川崎近海汽船が26日に発表した前3月期連結決算は、売上高457億3400万円(前期比10.8%増)、営業利益20億500万円(20.9%減)、経常利益20億4700万円(21.4%減)となった。

外航船1隻、内航船1隻を19年3月にそれぞれ売船し、特別利益として6億2800万円を計上したことから、最終利益は16億9700万円で35.2%増加した。

主力の内航部門は、売上高307億2200万円で10.2%の増収となったが、新造船の竣工による減価償却費が増加したことなどにより、営業利益は18億1600万円で44.6%の減益。近海部門は、市況改善で営業利益が18年3月期の「7億9600万円の赤字」から「4100万円の黒字」へ転換した。

今期は売上高479億円(4.7%増)、営業利益15億5000万円(22.7%減)、経常利益15億5000万円(24.3%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高45,734 [10.8%]34,661 [11.4%]22,197 [10.9%]10,507 [10.8%]
営業利益2,005 [-20.9%]1,528 [-33%]681 [-47.6%]-165 [ - ]
最終利益1,697 [35.2%]1,401 [32%]896 [0.1%]-68 [ - ]
売上高営業利益率4.4%4.4%3.1%-1.6%