ロジスティクスニッコンホールディングスが12日発表した前3月期決算は、運送事業が減価償却費の増加で減益となったが、倉庫・梱包・テスト事業がカバーし増収増益を確保した。
運送事業は貨物取扱量の増加により0.7%の増収、営業利益は減価償却費の増加で10.3%の減益となった。倉庫事業では積極的な設備投資を行ってきたが売上高は0.9%の微増にとどまった。営業利益は減価償却費の増加があったものの0.1%の増益。
梱包事業は業務量増加により7.1%の増収、営業利益は増収効果や業務の効率化により21.9%と大幅な増益となった。テスト事業は業務量増加で8.8%の増収、営業利益は増収効果で15.6%増加。
■2017年3月期
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 179,312 | 3.0% | |
営業利益 | 18,130 | 3.5% | 10.1% |
経常利益 | 19,574 | 6.2% | 10.9% |
最終利益 | 13,468 | 13.4% | 7.5% |