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日陸、医薬品の取扱強化へ千葉で新流通センター

2020年6月15日 (月)

拠点・施設日陸は12日、医薬品・化粧品などの高付加価値商品の取り扱いを強化するため、千葉市緑区で県内3拠点目となる「土気流通センター」を竣工したと発表した。

同センターは、千葉外房有料道路・大木戸インターチェンジ至近の「土気緑の森工業団地」内に立地。敷地面積は4万8828平方メートルで、危険物、毒劇物、一般品を取り扱う施設で構成されている。

センター内には、自動ラック、水平搬送機、庫内温度を5度に保つ温度管理室を備え、屋内貨物取扱スペースは、すべて1度から30度の室温範囲内で作業可能。医薬品取扱のガイドライン「GDP」の要件を満たす流通センターとして時代を先取りした設備を有する。

同社は、従来の保管型物流センターと異なり、消防法危険物に該当する医薬品の検品、ラベル貼付、仕分け作業などの流通加工がメイン業務となることから、名称を「土気流通センター」にしたという。今後は既存施設の「千葉物流センター」(市原市)、「千葉物流センター袖ケ浦倉庫」(袖ヶ浦市)と組み合わせ、多様な顧客ニーズに応えていく。

▲日陸の医薬品物流サービスのイメージ(出所:日陸)