商船三井、通常勤務体制へまた一歩

ロジスティクス商船三井は、本社勤務の役員と従業員が出社する場合の人数制限について、これまでの3割から最大5割まで引き上げる。新型コロナウイルスの感染拡大防止と安全確保のため、3月9日から在宅勤務を行っていた。

今回の対応に伴い、同社では（1）感染予防および感染拡大防止を目的とした「行動ガイドライン」を社員に導入（2）取引先、関係先の来社時、本社受付業務の再開（3）取引先、関係先の承諾を得たうえでの国内出張－－などを再開する。

在宅勤務中は「3密」を避けるため、会議はリモート形式で実施。入社式の池田潤一郎社長による訓示はモニターを介して行われ、新卒者向けの会社説明会も延期となっていた。

今回の対応について、同社では「取引先、関係者に不便をかけないよう、細心の注意を払って新たな就業体制を構築する」としている。