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JR貨物・6月、14%減も輸送量200万トン維持

2020年7月15日 (水)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が15日に発表した輸送動向によると、6月の輸送量はコンテナが前年同月比13.1%減の147.1万トン、車扱が同14.8%減の53.4万トンで、合計輸送量は前年同月実績を13.6%下回る200.5万トンと、かろうじて200万トン台をキープした。

コンテナは、新型コロナウイルスによる需要低迷の影響を受け、自動車部品が40.6%減、紙・パルプが27.4%減、化学工業品が21.5%減、その他工業品が20.6%減少と大きく下回った。一方、エコ関連物資は建設発生土が関東地区内で順調に推移し11.6%増加、積み合わせ貨物は消費者向けの取引需要やモーダルシフトの推進で5.1%増加したが、コンテナ全体では13.1%減となった。

車扱は、セメント・石灰石が37.3%減少と低調となり、全体では14.8%減少した。