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JR貨物・3月輸送動向、需要減少で低調な荷動き

2020年4月15日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が15日に発表した3月の輸送動向によると、輸送量はコンテナが187.5万トン(前年同月比6.5%減)、車扱が75.6万トン(2.5%減)の合計263.1万トン(5.4%減)となった。

コンテナは、北海道からのタマネギの発送が順調に推移し「農産品・青果物」が3.8%増となった一方、「紙・パルプ」は国内需要の減退から13.4%減の大幅減送となった。また、需要低迷により化学工業品(8.7%減)、化学薬品(5.7%減)、家電・情報機器(17.1%減)などが低調で、全体では新型コロナウイルスによる影響が重なったこともあり、前年実績を下回った。

車扱は、セメント(1.5%増)と車両(2.8%増)が好調な荷動きをみせたものの、石油(4%減)の需要が減少となったこともあり、全体では前年比マイナスとなった。