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コロナ影響で輸送量10%減、JR貨物・4月輸送動向

2020年5月13日 (水)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が13日に発表した輸送動向によると、4月の輸送量はコンテナが165.9万トン(前年同月比10.3%減)、車扱が64万トン(8.1%減)の合計229.8万トン(9.3%減)となった。

コンテナは、新型コロナウイルス感染症による需要低迷の影響を受け、紙・パルプが12.6%減、化学工業品が14.8%減、化学薬品が8.3%減、自動車部品が22.1%減、家電・情報機器が23.1%減、エコ関連物資が15.6%減――と軒並み前年を下回った。一方、北海道からのタマネギの発送が順調だった農産品・青果物は1.2%増、積合せ貨物は外出自粛による”巣ごもり消費”需要で前年並みに推移した。

車扱は、セメント・石灰石が9%増と好調だったが、外出自粛の影響で石油(22.9%減)が前年を大きく下回り、全体としてマイナスとなった。