M&A栗林商船は17日、日本通運傘下の北日本海運(北海道函館市)の株式を20億円で9月1日に取得し、子会社化すると発表した。
栗林商船と北日本海運は、栗林商船傘下の共栄運輸を通じて函館-青森間でフェリーを共同運航している関係にあるが、北日本海運をグループ化することで、青函フェリーを一体運営できるようになる。
今後は共栄運輸と北日本海運がそれぞれ強みとする事業領域とネットワークを組み合わせ、事業の相乗効果を狙う。
前3月期の北日本海運の業績は売上高23億2000万円、営業利益は1641万円、最終利益は1437万円。