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栗林商船傘下2社が合併、新生「青函フェリー」発足

2022年3月25日 (金)

(イメージ)

ロジスティクス栗林商船は24日、子会社で青函フェリーを共同運航する共栄運輸(北海道函館市)と北日本海運(同)の2社を4月1日付で1社に統合し、新会社「青函フェリー」を発足させると発表した。

合併する両社はかねてから青函フェリーを共同運航しており、2020年9月に当時の日本通運傘下だった北日本海運を栗林商船が買収したことで、同一グループ内による一体運営が可能になった。新会社は函館市にある共栄運輸の現本社に本拠を据え、北日本海運の現本社を函館支店として、共栄運輸の青森支店(青森市)・札幌支店(札幌市)と併せて運営する。

新会社のシンボルマークは海峡の海をイメージする青をキーカラーに設定した。栗林商船は新会社のミッションについて「北海道と本州を結ぶあいだ(人道と物流の礎)を安全で確実な航海によって結ぶことで重要な役割を果たしていく」と説明している。

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