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ハコベル、災害時の被災地支援を「仕組み化」

2020年7月28日 (火)

ロジスティクスラクスル(東京都品川区)は28日、同社が運営する物流シェアリングプラットフォーム「ハコベル」で、災害時に被災地支援を行う団体向けにハコベルを1割引きで利用できるクーポンを発行する、と発表した。

ハコベルは全国の荷主と運送従事者をつなぐプラットフォームで、ことし4月には、新型コロナウィルス感染拡大に伴い全国278の病院に合わせて167万枚の医療用サージカルマスクを届けた。

自然災害が増加傾向にあることから、同社は「災害時の支援活動を継続的な取り組みとして仕組み化し、社会に貢献したい」として、割引クーポンを発行することでこれまでの取り組みをサービス化することにした。

災害時緊急支援プラットフォームと連携することで、「被災者へ必要な物資を必要な量だけ必要な場所へ提供する」体制を築くことを目指す。発災時に同社だけで把握できない現地ニーズを正確に把握し、被災者が必要とする支援物資を効率的に配送できる効果も狙う。