ジェイテクト、浜松物流センター従業員1人感染

国内ジェイテクトは7月30日、浜松市の浜松物流センターに勤務する従業員1人が、新型コロナウイルスに感染していることが29日に判明した、と発表した。

同社は感染判明後、同従業員が勤務していた職場の消毒作業を実施。聞き取り調査をもとに行動履歴を把握し、保健所の指導のもと濃厚接触者の特定を行ったが、濃厚接触者に該当する人はいないことが確認されている。

感染が確認された従業員は、7月24日に発熱し、以降は自宅療養を続けていたが、味覚障害などの症状が出たため、医療機関を受診。7月28日にPCR検査を受け、29日に陽性であることが判明した。

同社ではこれまで、在宅勤務・時差出勤の推奨、マスク着用、体温計測、接待を伴う飲食店などへの訪問自粛、行動履歴の管理、会議やイベントの延期・中止、外来者の面会原則禁止、不要不急の出張中止――などの対策を講じていた。感染を受け、「今後も社内外への感染被害抑止と従業員の安全確保を最優先に、政府対応に合わせ、必要な対応を実施していく」とコメントを発表している。