調査・データ全日本トラック協会(全ト協)と日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連)がまとめた求荷求車情報ネットワーク「ウェブKIT」の7月の成約運賃指数は、6月から3ポイント上昇し、114となった。
成約運賃指数は2010年4月(=100)を基準とした指数で、7月は10年4月の成約運賃より14%高いことを意味する。前年同月との比較では、124から10ポイント低下。同じ7月で比べた場合、15年7月と同じ水準に戻ったことになる。
7月末時点の求車登録件数は5万5631件で、19年7月末時点と比べ、49.7%(5万5075件)減少、ウェブKITの利用者間で、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした貨物需要の減退が鮮明となった。