サービス・商品オープンロジ(東京都豊島区)は7日、クラウドファンディングサービス構築会社のRelic(レリック、渋谷区)と協業し、レリックのサービスを利用して海外に商品を発送する必要が生じた場合に、海外配送キャリアの手配や倉庫保管・梱包といった物流面の支援を提供すると発表した。
これまで海外配送サービスとの連携強化に取り組んできたオープンロジが、ECMS、DHLエクスプレス、日本郵便(EMS・国際eパケット)、バイ・アンド・シップ、4PXと5つのキャリアに広がった海外配送ノウハウを生かし、レリックとの協業によって「挑戦する国内事業者」と「海外サポーター」を物流面でつなぐもの。
レリックが提供する「ENjiNE」(エンジン)は、国内シェア最大規模のSaaS型クラウドファンディング構築サービスで、購入型、越境型、寄付型、ふるさと納税型、不動産投資型、融資型――と、6タイプのクラウドファンディングサービスを展開している。
オープンロジが支援するのは、このうちの越境型クラウドファンディングで、「海外進出したい」「海外ユーザーから支援を集めたい」といったニーズを持つ日本企業の越境ECや越境クラウドファンディングで生じる商品発送などの物流ニーズの受け皿となる。