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秋田エプソン、拠点間搬送にキャリロAD+導入

2020年8月20日 (木)

国内ZMP(東京都文京区)は20日、セイコーエプソングループの秋田エプソン(秋田県湯沢市)が搬送の自動化・省力化を図るため、物流支援ロボット「キャリロADプラス(パレット積載タイプ)」を導入したと発表した。

秋田エプソンはこれまで、人手で組立前後の部品や製品を倉庫から製造現場まで搬送していたが、往復300メートル程度のルートを一日最大30回搬送する必要があり、搬送にかかる工数が通常作業を圧迫。重量物のため、作業者への負担も課題となっていた。

そこで、3月にパレット積載タイプのキャリロADプラス1台を導入。人手で運搬していた時間をキャリロに置き換えたことで、搬送の省人化を実現。削減できた搬送時間が残業時間の減少につながり、ほかの作業や業務改善に充てることができるようになった。

また、重量物を搬送する際の作業者にかかる負荷と、狭い通路で人と接触するリスクも解決。今後は導入した結果を社内で共有し「他部署での課題を解決するきっかけにしたい」としている。