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マースク、ポーランドに中欧向け医薬品拠点建設

2020年9月16日 (水)

メディカルマースク(デンマーク)は現地時間の15日、中央ヨーロッパの荷主向けサービスを強化するため、ポーランドに2か所目の医薬品倉庫を開設すると発表した。2021年6月末までの稼働を目指す。

新倉庫はポーランドの首都ワルシャワの南西部に位置するムシチョヌフの既存の倉庫に配送センターを追加するもので、人間と動物用の健康食品を取り扱う専用セクションを設ける。倉庫面積は1.5万平方メートルで、2万4000パレットを収容する。

新棟には厳格な取り扱いが求められる貨物の安全性を確保するため、最新の温度制御システムを備え、再生可能エネルギーを最大限に活用して持続可能性とカーボンニュートラルを確保する。GDPとISOの認証に基づく「統合された品質管理システム」も導入。再梱包機能を備え、液体窒素やドライアイスを用いた低温輸送管理システムによる専門的な輸送サービスを提供する。

同社は「ヘルスケア産業のための高品質のソリューションと、特定要件に柔軟に適応できるようにすることで、最高のヘルスケア物流企業と動物衛生物流のナンバーワンになることを目指す」としている。

▲完成予想図(出所:マースク)