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エア・ウォーター西日本が長崎県の拠点再編

2020年10月6日 (火)

拠点・施設エア・ウォーター傘下のエア・ウォーター西日本は5日、長崎市のシリンダーガス充てん工場を新築移転し、稼働を開始した。新工場には県西部を担当エリアとする長崎第二営業所を併設した。

これまでは県東部の諫早市にシリンダーガス充てん工場と近隣の需要家工場へのオンサイトガス供給拠点を設け、さらに2016年には長崎液酸が運営する高効率小型液化酸素・窒素製造装置「VSU」を展開して事業インフラの拡充を図っていたが、工場の稼働後30年以上が経過し、老朽化が進んでいたため、移転を決めた。

諫早市の既存拠点には、県東部地区のユーザーへガスを安定供給するため、充てんしたシンダーガスの配送中継基地となる容器置場を新設する。

新工場への移転により、今後は充てん業務と配送の効率化を進め、地域シェアの拡大を図る方針で、県西部に造船業を中心とした製造業が立地していることから、営業機能も強化する。