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生産・出荷に影響も

ニッチツ、長崎2工場の台風被害「想定以上」

2020年10月7日 (水)

荷主舶用ハッチカバーの製造などを手がけるニッチツは7日、長崎県の同社松浦工場と江迎工場で9月上旬に台風10号が九州に接近した際の被害について、「当初の想定よりも被害規模が大きいことが判明した」と発表した。今後、生産・出荷に影響する可能性もあるという。

台風10号で内陸から強風が吹き付けるという「過去に例を見ない風の吹き方に見舞われた」(ニッチツ)ため、被害内容を精査した結果、被害規模が当初の想定を上回り、「主に建屋の屋根に破損などが発生するとともに、付属構造物などの一部も被害」を受けていたことがわかった。

両工場とも現在は応急対応で操業を続けているものの、同社では「今後、生産、出荷などへ影響が生じる可能性もある」との見方を示している。