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NEDO、物流現場で使える「多能工ロボット」研究採択

2020年10月16日 (金)

行政・団体経済産業省は16日、「ロボットによる社会変革推進計画」のプロジェクトの一つとして新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」で、3つの案件の1つとしてパナソニックと東北大学による「変種変様な対象物の把持を可能とする多能工ロボットの実現に向けた研究開発」が採択されたと発表した。

この研究では、対象物を「しっかり持つ」作業や組立作業、収穫作業、物流現場の運搬作業などで、自動で動作できる「多能工エンドエフェクタ機構」やセンシング技術、制御技術の確立を目指す。

▲革新的ロボット研究開発基盤構築事業の展開イメージ(出所:新エネルギー・産業技術総合開発機構)

■採択されたテーマと採択事業者
「産業用ロボットの機能向上・導入容易化のための産学連携による基礎技術研究」産業用ロボット次世代基礎技術研究機構(ROBOCIP)、「変種変様な多能工作業を可能にするセンシング技術搭載エンドエフェクタの開発と実証」パナソニック・東北大学、「果菜作物収穫システムの開発」ヤンマーホールディングス