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クローザーロボ、経産省研究開発事業に参画

2024年9月27日 (金)

産業・一般AIロボット開発を手掛けるクローザーロボティクス(茨城県つくば市)は24日、経済産業省の「令和6年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(食品分野)」にロボット研究開発企業として参画することを発表した。

経済産業省が2020年度から推進している「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」は、ロボット技術の社会実装を目的とし、「施設管理」「食品」「小売」「物流倉庫」の4分野を対象として重点的に支援している事業で、2024年度の食品分野では日本惣菜協会が代表幹事を務めた。

惣菜製造分野では、対象物が不定形で多品種小ロットであるため、ロボットの導入には技術的・経済的なハードルが高いという課題があったが、本事業では、麺惣菜の盛り付け工程全体を自動化するラインシステムの開発や、各種要素技術の強化、搬送ロボットによる常温・冷蔵フロア間の製品移送など、ロボットシステムの導入範囲拡大や汎用性向上を目指すとしている。

また、同社は創業時から、画像処理とロボット制御を高度に組み合わせたロボットシステムを開発してきた実績があり、本事業においては、その技術を活用して麺惣菜盛付工程の統合システム開発を目指す予定だ。今回の事業では、惣菜製造企業8社およびベンダー企業14社が参画しており、クローザーロボティクスはこれら企業と連携し、食品製造分野における技術開発に取り組むとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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