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SBSリコーロジ、厚木で5.7万m2拠点22年5月開設

2020年10月26日 (月)

拠点・施設SBSリコーロジスティクスは26日、2022年5月に神奈川県厚木市で延床面積5.7万平方メートルの物流拠点「物流センター厚木森の里」(仮称)を開設すると発表した。

同施設は東名高速道路厚木インターチェンジ(IC)から7.5キロ、小田急小田原線の愛甲石田駅からバスで15分の厚木市森の里東土地区画整理事業地内に立地。同事業地の周辺では、首都圏中央連絡自動車道と新東名高速道路を結ぶ厚木秦野道路(国道246号バイパス)や、同路線に接続する3・3・5号厚木環状3号線などが整備され、同地区から1-2キロの範囲に厚木秦野道路「森の里IC」(仮称)と「厚木北IC」(仮称)が設けられる見通しとなっている。

建屋は大和ハウス工業が開発する地上6階建ての物流施設で、倉庫面積が5万4583平方メートル、事務所面積が2809平方メートル。同社は今後、周辺の交通利便性が向上し、首都圏へのアクセスが容易になることから、この施設を「東日本エリアのハブ拠点」として全棟運営する。

倉庫内部には10トン車50台分のトラックバースを整備。貨物用エレベーター4基と垂直搬送機3基で上下搬送の効率化を図る。同社は神奈川県愛川町の「物流センター愛川」で化粧品・医薬部外品製造業認可を取得し、同製品の流通加工事業を本格化させており、新設拠点でも一般的な3PL事業のほか、「化粧品・医薬部外品、特定医療機器の取り扱いが可能で高品質な作業」を提供できるとしている。

■敷地・建物の概要
名称:物流センター厚木森の里(仮称)
計画地:神奈川県厚木市森の里東土地区画整備事業地内B工区6区画
構造:地上6階(2・4階は事務所のみ)、耐震構造
敷地面積:9679.09坪(3万1997平方メートル)
使用スペース:1万7361.55坪(5万7393.56平方メートル)
内訳:倉庫1万6511.64坪(5万4583.93平方メートル)、事務所849.91坪(2809.63平方メートル)
梁下有効高(天井高):倉庫5.5メートル、事務所2.5メートル
床荷重、倉庫1.5トン、事務所300キログラム(1平方メートルあたり)
トラックバース:50台(10トン車)
搬送機器:貨物用エレベータ(4トン)4基、垂直搬送機(1トン)3基
セキュリティー:倉庫全体、機械警備・監視カメラ

■道路アクセス

(出所:大和ハウス工業)