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LCCのピーチ、ANAカーゴと協業で11月に貨物参入

2020年10月28日 (水)

M&AANAホールディングスは28日、前日に発表した事業構造改革の一環として、11月1日から同社傘下のLCC・ピーチアビエーションが全日本空輸(ANA)・ANAカーゴと協業し、コードシェアで航空貨物事業に参入すると発表した。

ピーチアビエーションは、旅客便の減便・運休による輸送スペース不足で運賃が高騰している航空貨物事業に11月から参入。需要の回復が見通せない旅客事業を一部縮小し、収益構造を見直す。

3社は、ANAカーゴがピーチ運航便の貨物スペースを販売する形で11月1日から協業をスタートし、福岡から那覇に向かう1日2便、福岡から新千歳に向かう1日1便を国内貨物用として販売する。

12月1日以降は、成田-関西間の1日3往復(6便)、成田-新千歳間の1日2往復(4便)、成田-福岡間の1日4往復(8便)、成田-那覇間の1日3往復(6便)を国際貨物の保税転送用として販売。

2021年2月以降は、国内貨物向けを拡大し、関西から新千歳に向かう1日1便、関西から那覇に向かう1日2便、中部から新千歳に向かう1日1便、中部から那覇に向かう1日1便を追加する。

ピーチは、将来的に国際線貨物事業への参入も視野に入れているという。

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