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東洋埠頭、国内物流伸びず2Q営業益13%減

2020年10月29日 (木)

財務・人事東洋埠頭が29日に発表した4-9月期(2021年3月期第2四半期)連結決算によると、ロシアの倉庫事業が拡大したことで国際物流部門が好調だったものの、国内物流で減収となったため、上半期の全社売上高は1.8%減(前年同期比)の174.3億円となった。

国内総合物流事業で紙類、石油化学品などが減少し、倉庫貨物の入出庫数量が前期を下回った。ばら積み貨物やコンテナ取扱量も減少したことから、作業や運送が減った。国際物流事業はロシアで倉庫事業が拡大したのに伴い、貨物の取り扱いが増加した。営業利益は7.9億円(13.1%減)、四半期最終利益は5.9億円(27.8%増)。

新型コロナウイルスの影響については「荷動きの低迷、販管費の増加などがあったものの、軽微だった」としている。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期20/3/3Q
売上高17,434 [-1.8%]9,060 [-0.3%]34,731 [1.8%]26,416 [2.3%]
営業利益789 [-13%]553 [3.2%]1,457 [-15.5%]1,260 [-7.6%]
最終利益585 [27.7%]376 [106.6%]1,252 [0.1%]738 [-25.9%]
売上高営業利益率4.5%6.1%4.2%4.8%