財務・人事東洋埠頭が29日に発表した4-9月期決算は、国際物流事業がロシアの経済情勢の影響を受けて減収となったため、売上高が1.7%減少したものの、川崎支店のばら積み貨物の取扱いが好調だったことや、物流施設の稼働が寄与し、営業利益は15.7%増加した。
ただ、大阪地区の青果物の取扱いが大きく減少し、同事業を運営する子会社、「東洋埠頭青果センター」の採算が悪化したことを受けて、固定資産の減損損失を計上。これにより、純損益は1億3500万円の損失となった。
[東洋埠頭]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
---|---|---|---|
売上高 | 16,478 | 16,771 | -1.7% |
営業利益 | 772 | 667 | 15.7% |
経常利益 | 789 | 652 | 21.0% |
当期純利益 | -135 | 348 | - |