国際国分グループ本社は9日、マレーシアで物流事業を展開するグループ会社が、マレーシアの首都クアラルンプール近郊に低温物流センターを開設したと発表した。
現地グループ会社の国分フードロジスティクスマレーシアは、マレーシアの複合企業テキチムグループと立ち上げた合弁会社で、現地の外食事業者や小売事業者から低温加工食品関連の物流業務を受託している。
今回開設した低温物流センターは、3つの主要高速道路にアクセスできるシャー・アラムに位置し、マレーシア半島全域への配送に対応。延床面積は9275平方メートルで、冷凍(マイナス18度-マイナス25度)、冷蔵(0度-8度)、エアコン(15度-20度)、常温の4つの区画があり、冷蔵・冷凍加工品や常温食品、米・チョコレートなどのエアコン商品、青果などの保管・配送に対応する。
施設内にはパレット2000枚分を保管できる冷凍自動倉庫を導入しているほか、在庫保管型センター機能に加え、冷蔵仕分けを伴う通過型センター機能も備えている。
所在地:Lot 22204,Jalan 33/52,Seksyen 33,40400 Shah Alam, Selangor, Malaysia
対応カテゴリー:冷凍食品、チルド、加工食品、青果など
延床面積:9万9838 sqft
冷凍:2万5731 sqft
冷蔵:1万3021 sqft
エアコン:1万9976 sqft
常温:1万3611 sqft
ローディングベイ(荷物の積み下ろし場):1万4900 sqft
その他(事務所など):1万2600 sqft