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DHLエクス、ワクチン輸送で欧州向け50便運航

2021年1月12日 (火)

国際ドイツポストDHLは現地時間8日、DHLエクスプレスが新型コロナウイルスワクチン輸送で欧州向けに50便以上運航したことを発表した。

同社運航便でワクチンを受け取ったのは、オーストリア、ブルガリア、クロアチア、ギリシャ、フィンランド、イタリア、リトアニア、ノルウェー、ルーマニア、スウェーデンで、このうちいくつかの国では追加のワクチンを受け取った。同社は欧州のほかに中東や中南米の国々にもワクチンを輸送したという。

今後2年間で世界中に100億回分のワクチンを供給するには、最大20万パレットを輸送する配送網と1500万箱の冷却ボックス、1万5000回のフライトが必要といわれているが、同社はヘルスケア業界向けに150人以上の薬剤師、20か所以上の臨床試験デポ、100か所以上の認定ステーションと160か所以上のGDP認証倉庫を備えており、パンデミックの中でも事業停止に至っていないことを強調。今後も「ワクチン輸送に協力し、パンデミックとの闘いの中で多くの国・政府を支援していく」としている。