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富士通九州シス、人・モノ監視システムに警告機能搭載

2021年1月28日 (木)

サービス・商品富士通九州システムズは27日、カメラ画像に映った人やモノの動きを認識し、数や滞留時間、軌跡をデータとして見える化する「富士通ソフトウエアイメージパワー・トラッキングアイ」に、人と車両の侵入を検知し警告する機能を追加したと発表した。

広大な敷地をもつ施設や無人施設に監視カメラを設置した場合、人手に頼る常時監視は負荷が高く、1人で監視できるカメラ数にも限界がある。侵入検知機能を活用することにより、検知した時点の画像の記録やメールによる通知、音やパトランプとの連動を行うことができ、監視員の負荷が軽減されると同時により少人数で業務を実行できるようになる。

イメージパワー・トラッキングアイは富士通が2014年から販売している製品で、設備や技術の高度化に伴い工場や店舗の無人化が進む一方、安全管理が今後ますます求められるようになるとして、無人施設や広大な敷地など人の目が行き届かない場所で人や車両の侵入を検知する侵入検知機能を搭載した。

向こう3年間で100システムの国内販売を計画。同社は「今回の機能追加により顧客の現場業務での安全性と安心感がさらに向上することを目指す」としている。販売価格はメディアパックが1万円(税別)、ライセンスは1件につき150万円で、1月下旬から出荷を開始する。