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プロロジスとアイキュージャパン

倉庫内照明の制御システムで省エネセンター会長賞

2021年1月29日 (金)

認証・表彰プロロジスは28日、赤外線センサーメーカーのアイキュージャパン(滋賀県栗東市)と共同開発した「Lumiqs(ルミックス)メッシュネットワークシステム」が、2020年度省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した、と発表した。

受賞したシステムは、両社が18年に共同開発した高天井用の人感センサー付きLEDベースライト「LumiqsBL-640」をタブレットで制御し、使用状況を可視化できるもので、一般的に物流施設の照明は壁面スイッチで操作し、場所や時間ごとの細かな設定ができないが、このシステムでは人通りの多少などによってタブレットで任意の照明をグループ化し、グループごとに調光設定や点灯・消灯を制御できる。

(出所:プロロジス)

照明の使用状況や電力削減率を時間・日・月の単位ごとに集計し、タブレットのダッシュボードで確認することが可能で、任意に設定を変更できる。物流施設内で人の動線のヒートマップを表示する機能も搭載している。

実際に導入したプロロジスの物流施設では、一般的な高天井用LEDベースライトに比べて電気使用量を53%削減、従来製品の「LumiqsBL-640」に比べても28%の削減を達成したという。