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沖縄県、海上物流拡大に向けた取り組みを報告

2021年2月19日 (金)

ロジスティクス沖縄県はこのほど、2021年度の「海上物流輸出ビジネス拡大事業オンライン成果報告会」を開催した。
同県の国際物流拠点化に向けて進めている、新たな物流モデルの構築・展開、物流関連ビジネスの創出、海上貨物運賃の低減など各種施策の進捗状況を報告するもので、対象は建設機械や中古車などの輸出事業者や団体。

この日は沖縄県のアジア経済戦略課が、2018年度と2019年度に実施した、中古車部品の輸出関連作業の効率化などに関する実証事業について報告。その結果、一定の成果は得られたものの、輸出拡大のためには対象品を拡大する必要があるとし、今年度からは中古建設機械などの工業製品を対象に含めて、実証事業を実施していることなどを説明した。

続いて上原機械(沖縄県豊見城市)が、フィリピンへの建設機械輸出の現況や、今後の可能性について報告。事務局を務めるおきぎん経済研究所(沖縄県那覇市)は同県の輸出を取り巻く環境と現状について説明した。そのほか「COVID-19の影響と今後の沖縄からの輸出展開等に関する現地リポート」と題して、ベトナム、スリランカ、オーストラリアなどの駐在員や現地コーディネーターが現地の最新状況を報告した。