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加の鉄道貨物大手が米同業を買収、北米3か国網羅

2021年3月22日 (月)

国際カナダのカルガリーに本社を置く北米貨物大手のカナディアン・パシフィック鉄道は現地時間の21日、米国同業大手のカンザスシティー・サザンを買収すると発表した。未払債務を含む買収総額は290億米ドル(3兆1540億円)で、カナダ・米国・メキシコの北米3か国で鉄道網を運営する初の企業となる。

発表に際して同社は、3か国間の新たな貿易協定(USMCA)により「北米におけるサプライチェーンの効率的な統合」がこれまで以上に重要になると述べている。

カナディアン・パシフィック鉄道はカナダ国内に加えて、米国のデトロイトやシカゴ、カンザスシティなどに路線を展開。カンザスシティー・サザンはカンザスシティーからメキシコシティやメキシコ湾棋士などに至るルートを運営している。今後はカルガリーを新会社のグローバル本社、カンザスシティを米国本社とする。