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キューエクスプレス、船橋物流拠点2倍に拡張

2021年3月29日 (月)

拠点・施設ECモール「Qoo10」(キューテン)の物流部門でEC向け物流受託を手がけるQxpress(キューエクスプレス、千葉県船橋市)は29日、今秋までに船橋市の倉庫スペースを2倍に拡大し、自動化システムの導入と併せて物流サービスを強化すると発表した。

船橋市の拠点では、2020年末時点で国内向けECと越境EC合わせて40万件を取り扱い、今後もEC事業者による利用が増加するとみられることから、まずは5月に船橋センター倉庫を現在の2124坪から3471坪まで拡大し、11月にはさらに4072坪まで広げることで、物量の増加に対応する。

今回の倉庫拡張は、2019年にPayPal(ペイパル)の共同設立者が出資したグローバル私募ファンド会社から調達する5000万ドル(60憶円)規模の投資の一環として行われるもので、20年6月に開始した国内・海外物流サービスプラットフォーム「smartship」(スマートシップ)も利用して、配送サービスの強化を図る。

同社は倉庫拡張に合わせ4月と5月の2か月間にわたるキャンペーンを展開。期間中、全ショップの入庫商品を対象に、通常1ピース8円(税込)の入庫料金を無料にする。