内外トランス1Q、売上3割増・利益2倍以上に

財務・人事内外トランスラインが4月30日に発表した2021年12月期第1四半期（21年1-3月）連結決算は、売上高が71億9600万円（前年度比33.3％増）、営業利益が7億6100万円（2.2倍）、最終利益が5億5100万円（2.4倍）となった。

昨秋からのコンテナ不足と運賃高騰が継続する中、船会社との交渉によりコンテナスペースの確保に注力したことで、売上・利益ともに前年を大きく上回った。日本セグメントの売上高は51億700万円（37.5％増）、営業利益は5億2100万円（2.5倍）。海外セグメントの売上高は20億8900万円（24.1％増）、営業利益は2億4700万円（68.2％増）となった。

今期は売上高270億円（21.6％増）、営業利益23億1000万円（63.7％増）、最終利益16億8000万円（97.5％増）を予想。「コンテナ不足は年内に落ち着きを取り戻す可能性がある」との見方を示す一方で、足元の好業績は数か月にわたり継続すると見通した。