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内外トランス2Q、売上4割増・営利2.7倍に拡大

2021年7月30日 (金)

財務・人事内外トランスラインが7月30日に発表した2021年12月期第2四半期(21年1-6月)の連結決算は、売上高が153億7000万円(前年同期比42.9%増)、営業利益が16億6200万円(2.7倍)、最終利益が11億6000万円(2.6倍)となり、それぞれ第1四半期から増加幅を拡大した。

日本セグメントの売上高は109億800万円(46.4%増)、営業利益は11億1200万円(3.2倍)。海上コンテナスペースの確保に注力した結果、利益率の高い輸出混載貨物や、売単価の高い地域へのフルコンテナの取扱数量が増加した結果、大幅な増収増益となった。

海外セグメントの売上高は44億6200万円(35%増)、営業利益は5億6700万円(99.9%増)。売上高の大半を占める日本からの貨物が増加したほか、フォワーディング案件や航空貨物案件も順調に取り込んだという。

なお、通期の予想は変更せず、売上高270億円(21.6%増)、営業利益23億1000万円(63.7%増)、最終利益16億8000万円(97.5%増)のままとした。コロナ禍を受けた海上コンテナのひっ迫については「依然厳しい状況が続いているが、一時に比べるとスペース確保が容易となった一部航路も見受けられ、運賃は高止まりの中2021年末までには相応の落ち着きを取り戻す可能性もある」としている。