ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

センコー、求荷求車システムの合弁会社設立

2021年5月11日 (火)

(出所:センコー)

M&Aセンコーは11日、九州を中心に軽貨物に特化した配送マッチングサービス「サポロジ」などを提供しているロジカム(福岡市東区)との合弁企業として「サポロジ」を10日付で設立したと発表した。インターネット上で荷主と軽貨物運送事業者をマッチングする求荷求車サービス事業を、6月1日から提供する。

本社は福岡市東区の箱崎ふ頭に置き、代表はロジカム社長の大瀬麻衣子氏が務める。資本金は2000万円で、出資比率はセンコーが51%、ロジカムが34%、大瀬氏が15%。

サポロジが提供するサービスでは、荷主がウェブサイトやアプリから荷物と届け先を設定すると、金額が確定。その後、登録したドライバーが案件を選び、集荷・配送を行う。スポット輸送に加えて、チャーター便や定期便の配送をコーディネートする機能も備えるという。

ロジカム社は、センコーとの合弁会社設立により、マッチングサービスの事業拡大と全国展開を目指す考え。センコーは、インターネットによる配送マッチング事業を新たな物流関連サービスと位置づけて、事業領域の拡大を進める。

なお、センコーグループは現在、ECの拡大などを受けて軽貨物運送事業の拡大に取り組んでいるが、同事業を通じて、自社の軽貨物運送事業のPRや新規顧客の開拓、効率的な配送などを図るとしている。