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日立物流、自己株式消却でプライム上場維持へ

2021年5月21日 (金)

ロジスティクス日立物流は20日の取締役会で、保有する自己株式のうち、697万5786株を6月4日に消却すると発表した。発行済株式総数の6.2%にあたる。

消却により同社は、東京証券取引所の新市場区分である「プライム市場」の上場維持基準の一つである「流通株式比率35%以上」に適合する見通し。

消却後の発行済株式の総数は1億480万928株。日立物流の自己株式数は2092万7359株となり、総数に対する割合は20%となる。

東証は来春に既存の4市場を上位市場の「プライム」、中堅向けの「スタンダード」、新興企業向けの「グロース」の3市場に再編し、特徴を明確化する。上場ための基準として「多様な機関投資家が安心して投資対象とすることができる、潤沢な流動性の基礎を備えた銘柄を選定する」などを設けている。