拠点・施設鈴与は28日、埼玉県加須市で「加須物流センター」の完成式を執り行った。食品配送の取扱量が多い埼玉エリアをカバーする、食品専用の物流センターとして営業し、主に植物油など加工商品を取り扱う。
同センターは東北自動車道の加須インターチェンジから1キロと近く、建屋は3階建てで延床面積は5124坪。低床式で荷捌きスペースが広く、1日350トンの食品配送の荷捌きに対応できる。また、庇とピロティを合わせて25メートルの幅があり、天候に左右されずに荷役作業を行うことができるという。
なお、全国の主要な納品先と近いエリアに保管・配送拠点を求める顧客のニーズが高まっていることから、同社は昨年7月に尼崎に物流センターを開設し、ことし3月には福岡に物流センターの2号棟を開設している。

▲食品専用の加須物流センター(出所:鈴与)