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東海電子、運行管理者向けECの販売ランキング発表

2021年6月9日 (水)

▲「ALC-miniIII」(出所:東海電子)

EC点呼システムやアルコール検知器などを開発・販売する東海電子(静岡県富士市)はこのほど、同社が昨年8月に運営を開始した運行管理者向け商品の販売サイト「運輸安全ショップ」の販売実績ランキングを発表した。集計期間は昨年8月からことしの5月までで、対象はトラック・バス・タクシー・鉄道事業者などの会員企業3739社。

商品別で最も出荷数が多かったのは「ALC-miniIIIセンサーユニット」。2位は「専用マウスピース(25本入)」、3位は「記録用ロール紙(20巻入)」。カテゴリー別では、呼気を吹き込むマウスピースやストローなどの「消耗品」が半分強を占め、残りはアルコール検知器センサー部分を交換するための「アルコールセンサー校正」で、教育や安全のための「グッズ」は1%以下だった。

このうち消耗品については、コロナ禍もあり7割をマウスピースなどの「衛生用品」が占め、以下は「アルコール検査記録用紙」、部品や点検キットなどの「その他」が続いた。

なお、2種類を販売しているアルコール検知器は、簡易型の「ALC-Pico」が7台だったのに対し、高価な設置型の「ALC-MiniIV」は29台を出荷。同社は「意外」な結果との見方を示した上で、「今後は企業の購買活動においても、徐々にネット購入が増えてゆくのでは」とコメントしている。