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タニタが新アルコール検知器、被検者と同時認証

2021年1月29日 (金)

サービス・商品タニタ(東京都板橋区)は28日、同社の「ALBLOクラウドサービス」と接続して使用することで、検知器と被検者を認証し、検知器のすり替えや被検者のなりすましなどの不正を防止できるアルコール検知器「ALBLOFC-1500」を発売した。

機器と本人を同時に認証できる機能を備えたアルコール検知器は国内で初めて。価格は4万5000円(税別)で、同社はアルコール検査対応が必要な運輸・運送事業者を中心に、初年度1万台の販売を計画している。

FC-1500はワンタイムのQRコードを画面に表示することにより、検知器自体を認証できるのが特徴。本体サイズは幅64ミリ、高さ138ミリ、奥行25ミリで、重量は180グラム(電池含む)。ハンディータイプで、既存のタニタ商品に比べ35%小型化し、女性でも手軽に測定できる。呼気を吹き込むマウスピースの取り付け方向を本体に対して垂直方向にすることで、検査時に管理者が検知器の表示部を確認しやすいようにした。