認証・表彰日本郵船は13日、LNG燃料の自動車専用船「SAKURA LEADER」(サクラリーダー)が最優秀賞にあたる「シップ・オブ・ザ・イヤー2020」を受賞したと発表した。合弁会社のセントラルLNGシッピング(三重県川越町)が保有する国内初稼働のLNG(液化天然ガス)バンカリング船「かぐや」も「小型貨物船部門賞」を受賞した。
サクラリーダーは、環境に優しいLNGを燃料とする自動車船として、初めて国内で建造されたことが評価された。
シップ・オブ・ザ・イヤーは、日本でその年に建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船が選考される。日本船舶海洋工業会が主催し、今回で31回目。総合賞である「シップ・オブ・ザ・イヤー」の当社グループ船の受賞は8年ぶり3回目となる。
■サクラリーダーの概要
全長:199.96メートル
全幅:38メートル
総トン数:7万2285トン
造船所:新来島豊橋造船