ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

PwC、UPS顧客のEUへの通販事業を仲介

2021年8月2日 (月)

ロジスティクス米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は、欧州連合(EU)域外から域内への通販商品などに設けられていた22ユーロ(2860円)未満のVAT(付加価値税)免税枠がことし7月1日に撤廃されたことを受けて、ロンドンに本社を置くサービスファームのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)と提携したことを明らかにした。UPSの顧客は今後、VATの申告・支払に関し「輸入ワンストップ制度」(IOSS)を使用するための仲介サービスなどを、PwCで割引価格で利用できるようになる。

IOSSは、EUに輸入される150ユーロ未満の商品のVATの申告と支払を簡素化するためのオンラインポータル。EUに拠点を持たない企業や、VAT相互支援協定を結んでいない国の企業が利用する場合は、仲介業者を指名する必要がある。