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大手商品卸2社が提携へ、トーホーと国分グループ

2021年8月30日 (月)

フード食品卸売大手のトーホーと国分グループ本社は30日、業務提携や協業の検討に向けた基本契約を締結したと発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大により経営環境の悪化が続く業務用食品卸売市場において、新たな価値の創造を目指す。

ウィズコロナ、アフターコロナの時代を見据えた戦略の推進に向け、両社の経営資源やネットワークなどを相互に活用する。具体的には共同でプロジェクトを立ち上げ、商品情報の共通プラットフォームを構築するなど、多様な分野における提携や協業に向けた検討を進める。協業の具体的な内容を検討するため、トーホーは国分グループから非常勤顧問を受け入れる。

両社はともに1947年に設立。トーホーは神戸市東灘区に本社を置き、業務用食品卸売や業務用コーヒー製造などの事業を展開している。国分グループ本社は東京都中央区に本社を置き、酒類・食品・関連消費財などの卸売や流通加工、配送などを行っている。